自動車重量税をおトクに取り戻すには…?
自動車重量税は国税の一種で車検時や新規登録の際に、自動車の重量等に応じて支払う税金です。徴収金額の3/4は国の一般財源、残りの1/4は市町村の道路整備財源に使われています。

自動車重量税の基礎知識おさらい

自動車重量税は、車検時などに2~3年分をまとめて支払っています。 そこで、次回の車検前に廃車にした場合、車検が切れるまでの残存期間分が過払いとなります。
この過払い分を返金してもらう制度が、自動車重量税還付制度です。 自動車がリサイクル法に沿った永久抹消登録手続きが完了した場合に還付されます。

自動車重量税の還付は「永久抹消登録」のみ

自動車重量税の還付は「永久抹消登録」手続きが完了した場合のみ対象となります。「一時抹消登録」手続き時点では還付対象となりません。
自動車重量税の還付を受けるには、「解体届出」を行い、「永久抹消登録」手続きを完了する必要があります。

自動車重量税還付のための手続き

自動車重量税の還付申請を行う場合、永久抹消登録申請および解体届出と同時に、還付申請書を運輸支局に提出します。 その際、還付金を受け取る金融機関も指定できるよう準備しておきましょう。約3ヶ月ほどで指定の金融機関に還付金が振り込まれます。
「永久抹消登録」手続きの時点で還付申請書の提出がない場合、後日の還付申請書の提出は認められていないため、ご注意ください。

自動車重量税還付に関するポイント

  • 「永久抹消登録」手続きは、解体報告記録がされたことを知った日から15日以内に行う必要があり、自動車重量税の還付申請も同時に行わなければなりません。
  • 還付金受け取りのための金融機関は、一部のインターネット専業銀行に対応されていなかったり、制限があります。 ご自身がご利用中の金融機関に対応しているか、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
  • 車検の残存期間が1ヶ月をきっている場合や、自動車リサイクル法に基づく適切な廃棄処分がされていない場合は、還付の対象外となります。
  • 車検の残存期間とは、「廃棄する自動車を解体業者に持ち込んだ日」と「一時抹消登録手続きを完了した日」のどちらか遅い方の翌日を起算日として、 車検終了時までの期間を指します。

 

 

廃車にして還付金が受け取れるものについては、忘れずに手続きしたいものですね。
廃車買取業者であれば、まとめて面倒な手続きを行ってくれるので、便利です。

ただし、廃車業者さんによっては、査定金額に還付金を含めた金額を提示される業者さんもあります。そのため、査定金額の内訳、とくに還付金については処分を依頼する前に確認して、一番条件の合う業者さんに依頼するのがおススメです。

まずは「廃車買取の達人」で査定依頼してみてください。