もう何年も乗ってしまった、事故にあった、故障した……どんなにボロボロの愛車でも、買い取ってくれるところは必ずあります。少しでも査定額をアップさせるため、また納得して手放せるよう、チェックしておきたいポイントを紹介しましょう。

1.壊れている箇所はどこ?

まずは、どこが壊れているかを明確にしておくことが重要です。あらかじめ口頭やメールで車の状況を伝えられれば、車を見せずに相見積もりをとることが可能だからです。実際に車を見せたときにも査定が速やかですし、査定額と見積もり額が大きく食い違うこともないでしょう。

自走できなくてもあきらめない!

完膚なきまでに壊れていて自走できなくても、自費でレッカー代を払う必要はありません。いくらか支払ったら引き取ってくれる解体業者ではなく、どんな車でも買い取ってくれる廃車買取専門店を利用しましょう。レッカー代や見積もりは無料で、さらに廃車として値段をつけてくれますよ。

できれば複数の業者に来てもらって相見積もりをとるのが理想ですが、時間がかかってしまいますね。負担を減らすためにも、ネットの一括査定がベストです。

2.走行距離はどのくらい?

一般的には、10万km走行したあたりから車内の部品に不具合があらわれる危険性が高くなるといわれています。加えて、中古車を査定するときには年間の走行距離が一つの目安とされ、普通車では年に1万km、軽自動車は8000km以上走行していると、査定に響いてきます。

過走車でも廃車買取専門店なら買取OK

初めから廃車として買取を行ったり、海外輸送を主としている業者の場合は、それほど走行距離を重視しません。10万kmはあくまで日本の目安であり、海外では走行距離が20万kmを超える車も当たり前に走っています。

3.ピカピカに磨いた?車内はきれいに拭いた?

自走できなかったり、明らかな破損個所があったりした場合、今さらキレイにしたところで無駄だろうと思ってしまいがちです。でも、それは間違いです。廃車として買い取られるにせよ、まだ使えるパーツが手入れ不十分のために汚れていれば、清掃する手間賃を査定額から引かれてしまうでしょう。

お疲れ様の気持ちを込めてお掃除を

長年連れ添った愛車なのです。ピカピカにして送り出したいですね。車体を磨けば、思わぬところに傷がついていることに気がつくかもしれません。内装をチェックすれば、落とし物にだって気づけます。トランク内も忘れずに拭きましょう。

よくわからないところはそっとしておく

凝り性の人はボンネットやトランクの下もキレイにしたくなるでしょう。日ごろから車が趣味で、内部に詳しいなら安心ですが、「初めて開けてみた」という人は、何かといじくりまわすのはやめましょう。

また、へこみや傷を無理に隠そうとしたり、査定前に修理に出したりするのはおすすめしません。どんなにうまく隠しても、業者は気づいてしまいます。まだ傷があるのではと怪しまれるのがオチです。また、査定額を修理代金が超えてしまったら大損ですし、その可能性は高いでしょう。

4.カーナビやオーディオはまだ使える?

付属品をそのままつけておくかどうかは、判断が難しいところです。そのまま中古車として使える状態で引き取られるなら、査定額アップの可能性はあります。しかし、そのまま廃車になるのであれば、あらかじめ取り外しておいた方がいいかもしれません。

オークションサイトで相場を確認するとベスト

車を購入したときに標準装備として付いておらず、あとから自力で取り付けたようなカーナビやオーディオ、テレビであれば、次の車に取り付けるか、自分で売ったほうが得になる可能性があります。

売りたいと思っている場合は、オークションサイトなどで同じ付属品の相場を調べましょう。査定のときに交渉の目安として使えます。

車自体のパーツは取らないで!

「それなら、付属品だけじゃなくていろいろ取り外して、パーツとして売ればよいのでは?」と、車いじりが好きな人なら思ってしまいそうですね。しかし、自走に必要な部品まで取り外せば、それは解体となってしまいます。解体業は、自治体の許可が必要な業種です。注意しましょう。

5.車検証や保険証は揃ってる?

基本的なことではありますが、車を手放す手続きのためには車検証と自賠責保険証明書が必要です。いざ売ろうとするときにもたつかないよう、あらかじめ用意しておきましょう。

ボロボロの車でも部品に価値があることも。買取価格がどのくらいか気になる方は、まずは査定依頼!
「廃車買取の達人」は、全国の廃車業者をネットワーク化し、あらゆるボロ車の買取りを目標に精進しています。まずは、簡単な入力で済みますので、無料一括査定をしてみてください。

廃車買取業者から査定金額の連絡がありますので、査定金額の比較をし、良さそうな廃車業者に処分を依頼しましょう。

すごく面倒な、廃車手続きも廃車業者が代行してくれますので、楽チンですよ。